番狂わせが面白い☆

予想外の事が起こる日々を楽しんでおります。ゆとり世代共働き1児(0歳)の母です。主に育児の記録、たまに趣味の宝塚感想など。

コウノドリ24巻 感想

コウノドリ(24) (モーニング KC)

またちょっと絵柄が変わった?

今回は妊婦さんの突発性難聴と、特別養子縁組のお話しでした。

小松さん...良かった...!

ベイビーと共演するサックスプレイヤーのサリーちゃんなる新キャラが出てきました。
耳の聞こえが悪くなり、ベイビーに勧められて病院を受診したところ軽度の突発性難聴が発覚。
でもベイビーのお陰で早めに受診できたので治療に専念して、ベイビーとのライヴは成功〜☆めでたしめでたし。

途中で小松さんと山下ジョージがデート、小松さんを病院まで送る場面がありました。
ちゃんと続いてたのね...!良かった...!!

ドラマの漫画化?

続く特別養子縁組は、中学生の妊婦と、不妊治療でも子供を授かれなかった夫婦が特別養子縁組を選ぶという話でした。

ん?
ドラマでやってなかったっけこんな話。

母子家庭の女子中学生が中絶可能な期間を超えてペルソナ産婦人科を受診、親や学校は周囲からバレないように出産の準備を進める...
一方、不妊治療を続けてきたけれども子供を授かれなかった夫婦は特別養子縁組を考え始め、女子中学生が出産した女の子を引き取り育て始める...
というドラマと似たような流れのエピソードでした。

ドラマで中学生妊婦役の山口まゆさんの演技が鮮烈に印象に残ってたので、重ねて見てしまう部分はありました。


違うのは、お腹の子の父親は誰か分からない(家出してSNSで泊めてくれる男性を探していた)という、闇を抱えたような少女という設定。
その原因は両親の離婚で、大好きなパパと会えなくなってしまった事や、母親からのプレッシャー。

また里親になる夫婦が不妊治療を諦めてから特別養子縁組を決意するまでの心情が丁寧に描かれていました。

子供が大好きで治療を頑張っていたのに、子供を見たくなくなる気持ち、そんな自分が嫌になってしまう気持ちはとても辛いだろうと思います...。

それから、その夫婦が産みの親である女子中学生にお願いしたことは「赤ちゃんの名前をつけること」でした。
素敵で重いお願いです。

赤ちゃんにとっては産みの親との繋がりを残してくれますが、産みの親にとっては赤ちゃんのことを忘れさせない重荷ともなります。

しかしこういう場合、傷を負うのはどうしたって女の子の方なんですよね。
家出少女を釣ってる大人も悪いのですが、傷つかないために自分を大切にして欲しいです。
中学生に限らず、高校生でも大人でも。

次巻はLGBT

予告編を見た感じはLGBTカップルのお話っぽいですね。

今まででそれっぽい話も全然出てこなかったので意外。
個人的には本人達が幸せなら良いんじゃないの?と思っています。