番狂わせが面白い☆

予想外の事が起こる日々を楽しんでおります。ゆとり世代共働き1児(0歳)の母です。主に育児の記録、たまに趣味の宝塚感想など。

宝塚人事の稀なイレギュラー人事を考える

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まずは彩風さん、朝月さんトップコンビ就任おめでとうございます!
彩風さんのトップ就任は誰もが予想していたでしょうが、朝月さんのトップ娘役就任は誰が予想したでしょうか。
びっくりしすぎたのと色んな発表が怒涛すぎてとりあえずエリザベートのバート・イシュルを聴いていました(番狂わせ面白いってやつ)

彩風さん主演作品のハリウッド・ゴシップでも炎のボレロでも潤花がヒロインを演じており、ポスターも主演と同じサイズで掲載。
セオリーに考えれば彩風潤のコンビの前準備にしか見えないのですが、なぜかそうならなかった。
そのなぜ?を考えてみました。

あとさりげなく発表された凪七さんのバウホールコンサートについて。

朝月希和評価の理由-現場まとめ力?説

正直あんまり彼女に注目して観たことはないのですが、歌、ダンス、芝居どれも卒なくこなす上級生娘役、という印象でした。
言われてみれば新人公演のヒロインも経験しており、2020年になってからもマスカレード・ホテルでヒロインを演じており、
学年が(他のトップ娘役に比べて)上であることを除けば条件は満たしています。

他にも東上ヒロインを経験しているといえば97期の海乃さんや98期の有沙さん、
学年的に可能性の高そうなのは100期の音くり寿さんや天彩さんがいるわけですが、
有沙さん以外雪組での出演経験は無し。

一方の朝月さんは彩風さんと主演コンビを組んだ事こそないものの、共演経験はあり、
ショーの一場面で絡んだことも(確か)あります。
そこが抜擢の理由なのかな、と思います。

特に現在はコロナの影響があり、組子全員が一度に舞台に立つことはない。
稽古場でも私生活でもかなり厳しいルールが敷かれていることでしょう。
演劇界へのバッシングなどもあって、宝塚での将来を不安に思ったりモチベーションを下げる生徒もいることでしょう。
そんな中で主演者の隣に立つ役目には舞台技術や人気だけでなく、
関係者の士気を保つ求心力が求められたのではないか、という気もします。

新トップからの信頼、組子と人間関係を築いていること、組を引っ張る補助になり得る上級生の人徳、
あたりが抜擢の理由なのかと予想しますが、、正直分かりません(オイ

雪組出演経験なら有沙さんもあるわけですし。ただし研5までなので、組子の求心力や彩風さんとの関わりを考えたら朝月さんに軍配があがります。
或いは月組でのトップ娘役就任が決まっているのかもしれません。朝月さんの就任理由が現場でのまとめ力だとしたら落下傘就任は可能性低いですが...


雪組はなんとなく、トップスターに合わせて相手役や上演作品の選定を行っているイメージがあります。
(どの組もそうなんですが、雪組は特に。花組は正統派宝塚らしさの追求、月組は話題性、星組星組らしさの継承、宙組は全体の調整役で各組動いているイメージ。)
なので彩風さんに合うヒロインとの判断や、彩風さんの希望、
あるいは上演予定作品のヒロインにふさわしいから、という理由もあるかもしれません。

でも彩風さんのトップ内定と同時に内定していたのであれば花組への組替えはなかっただろうし、
炎のボレロでヒロインやっていただろうことを思うと、
コロナの影響を受けてのイレギュラー人事なのは明白でしょう。

花組替の理由-スポンサーガールが逆に仇に?説

逆にトップ娘役間近と思われていた彼女の組替えの理由は何でしょうか?

炎のボレロのヒロインが決定し、2/19に現トップコンビが退団を発表。
この辺りまではコロナの影響がまだそこまで大きくなく、スター人事も計画通りに進めていたと思われます。(多分)
その後3/20頃に突然の異動の発表。
おそらくコロナの影響を受けてのイレギュラーです。

全く確信は無いですが、スポンサーを背負っていたことが逆に仇となったのでは?という予想です。

スポンサーは広告の出演者に対してギャラを払うわけですが、ギャラの価格は出演者の知名度におおむね比例します。
宝塚であればトップスター>トップ娘役>男役スター>娘役スターの順で価格が変わるでしょう。
潤花がトップ娘役になればギャラの値段も上がるし、休演を余儀なくされた劇団にしてみれば貴重な収入源になるはずです。
でもスポンサーが値上げを渋った。

企業からすると、広告費というのは削りやすい出費です。
(逆に人件費やオフィスの賃貸料などは簡単に削れない)
コロナの煽りを受けてスポンサーがトップ娘役価格の広告費を出したくない、と言い
彼女のトップ娘役就任がステイになった、という仮説。

でも醤油メーカーって外出自粛でむしろ需要上がってそうな気がするし、
(業務用商品の売り上げは落ちただろうけど)
広告費を削るにしても交渉次第で何とかできそうだし、、
書いといて何ですがこれはあんまり当たってない気がしてきました←

・トップ娘役への道が絶たれたわけではない
・学年的にはまだまだチャンスがある
・でも少なくとも雪組トップ娘役からは急遽外された

2021年の外箱公演でヒロインがあるのか、が今後注目です。

夢白あやの未来

おそらくトップ娘役候補※ただし雪組でトップになるとは限らない、としての異動でしょう多分。
アナスタシアでの出演をせずに、FLYING SAPAの千秋楽を以て異動、というのは
・退団する真彩の傍で学ばせるため
・ウエクミがfffに出演させたがったから
だと思っています。笑

新人公演が当面休止になった以上、アナスタシアで新公ヒロインというのはかなり可能性が低く、
またヒロイン以外は目ぼしい娘役の数が少ない。
それならfffの本公演で出番の多い役を経験させた方が良い、という判断かと思っています。

凪七さんのバウについても書こうと思いましたが、
思ったより長くなってしまったので一旦ここまでに...




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