番狂わせが面白い☆

予想外の事が起こる日々を楽しんでおります。ゆとり世代共働き1児(0歳)の母です。主に育児の記録、たまに趣味の宝塚感想など。

遺伝子検査の結果が出ました

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医療保険どうしようかという悩みから、受けてみた遺伝子検査の結果が帰ってきました。
結論から言うと、がん保険に入る気になりました。
ただ、検査結果でガンになる可能性の高い遺伝子を持っているからといって、将来がんになるというわけでもないので、まるっと結果を鵜呑みにするのも良くないなと思いました。
詳しくは後程書いていきます。

検査について

今回はGeneLifeという会社のGenesis2.0という商品で検査しました。

GeneLife
遺伝子検査のジーンライフ

他にはMYCODEという会社が日本ではメジャーのようです。

MYCODE
遺伝子検査 MYCODE (マイコード)

今回はセール期間中で安かったのと、検査項目が多かったのでGeneLifeを選びました。

23andmeというアメリカでメジャーな遺伝子検査も気になりましたが、現在日本では取扱が無いようです。


検査を受けた際の記事はこちら

検体(唾液)を投函してから1ヶ月かかると言われていましたが、思ったより早く検査結果が返ってきました。

疾患リスクの見方

検査結果はwebで閲覧できます。

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こんな画面です。

赤い吹き出しで示された部分があなたの属する遺伝子タイプになります。 縦軸は遺伝子タイプ別の人口頻度を表しており、棒グラフが高いほど同じ遺伝子タイプを持つ人が多く、低いほど同じ遺伝子タイプが少ないことを表しています。

この場合、標準的な人の92%の確率で結核になる可能性がありますよ。という意味なのかな?
ちょっとイメージしにくいですが、結核は今ではほとんどかかる人のいない病気なのでまぁ気にしなくていいのかな?という感じ。

その他に疾患の説明や、予防法などが書いてあります。

更に遺伝子型の頻度情報や解析遺伝子情報、参考論文(この遺伝子型であなたの遺伝子はこうだったのでこういう結果になりました。みたいな内容)が書いてあるのですが、学術的な内容なのでよく分かりません。←


結果をどう受け止めるか

もしこの記事を見て遺伝子検査に興味を持つ方がいらっしゃったら気を付けて頂きたいのが、まだ不確実な検査だということです。

例えば、糖尿病のなりやすさという項目で、「遺伝的にはなりにくい」という結果が出ても、バランスの悪い食生活をしていれば糖尿病に「なりやすく」なります。そりゃそうですよね。
遺伝子で病気になるかならないか100%決まるわけではありませんから。
私は医学を学んでいないので、あまり詳しい事は分かりませんが、生活習慣や環境の悪さが原因になる病気に関しては、遺伝子検査の結果を鵜呑みにしない方が良いのかなと思います。


とはいえ、がんなどは「がん家系」という言葉もあるように遺伝的要因もあると言われています。
私も今回その点が気になって検査しました。祖父はがんで亡くなってますし。

しかしながら、この分野の研究はまだ発展途上で、研究者によって意見が分かれることもあるようです。
私の遺伝子を見て「この遺伝子を持っている奴は胃がんになりやすい。」という研究者もあれば、「胃がんになる可能性は低い。」という研究者もいるでしょう。

なので、がんのような遺伝的要因がある疾患に関しても、どれ程正確な結果なのか分かりません。
占いレベルかもしれません。

検査を受ける前の同意書にも、医療行為ではありませんからねー!という注意書きがあります。

体質カテゴリは的中率高め

で実際の結果はどうだったのよ?という本題に参りましょう。
体質カテゴリはけっこう当たっておりました。

・身長低め→その通り
・耳垢タイプ乾燥型→そうだけど、どうでも良くない?
・親知らずの非形成はやや起きやすい→上側は全く生えてない
・アルコール代謝できる→うんお酒飲める
・髪の毛太い→ほんとそう


合ってるかもしれないと思った能力関係
有酸素運動苦手→マラソン大会とか大嫌い
・記憶力低め→英単語の暗記とか年号の暗記とか苦手でした。遺伝子のせいだったのねー(言い訳)
・記号を数値に置き換える能力やや高め→数学の公式に当てはめて計算する系は得意だったかも

超参考になる肥満タイプ

私は脂質の代謝が苦手な洋なしタイプでした。食事やおやつは油分を控え目にした方が良いみたいです。
筋肉がつきにくいタイプでもないので、筋トレした方が良いのかも。
肥満タイプに特化して判定するもっと安い商品もあるので、気になるかたはどうぞ〜。


女性特有の疾患リスクは高いのかもしれない

そして本命の疾患リスク色々。

子宮頸がん、乳がん子宮筋腫になる可能性が高いという結果でした。
その他子宮や卵巣の疾患もリスクがやや高いものばかり。
家族にその疾患にかかった人がいなくてまるでその心配をしていなかっただけに、ちょっとショックを受けました。

特に子宮頸がんは他の人に比べて約3倍リスクが高いとの結果でした。
検査毎年ちゃんと受けよう。
このブログががん闘病記にならないように祈って下さい笑

それ以外は標準がほとんどでした。

なりにくい病気に円形脱毛症がありましたが、なったことあるよ...
しかも親戚に円形脱毛症なったことある人何人かいるよ...
うん、まぁその程度の精度ってことですね。

祖先のルーツはちょっと意外な結果

この検査ではミトコンドリアDNAのハプログループの検査もできました。
簡単に言うと、お母さんのお母さんのお母さんのお母さんの...母方の祖先がどんなルーツかがわかります。
日本人は大体10のグループから構成されているそうです。

母方のルーツは南西諸島なので、東南アジアから日本に来たグループかなぁとなんとなく想像していましたが、意外にも中国から弥生時代にきたといわれるDグループでした。日本人に一番多いタイプみたいです。
100歳以上の長寿の方にはこのDグループの人が多く、長寿遺伝子とも呼ばれているそうな。
わーいやったー!

母親から遺伝するものなので、息子もこのDグループになります。

男性は父方の祖先のルーツも調べられるので、気になるかたは是非。

遺伝子研究の発展に期待

先ほども書いたように、身長や耳垢タイプなど当たっているものもありましたが、円形脱毛症のように外れているものもありました。
ですが遺伝子研究はまだ発展途上!世界中で研究がされています。
データが集まり、研究が進めば検査の精度も上がるかもしれません。
そうすれば自分のかかる病気の予想ができ、予防することで病気にならず、国の医療費は削減できて、お医者さんの労働時間も減少!
なんて未来が来ると良いですね。

ちなみに生活習慣が要因となる疾患の予防方法については、大体どれも
「ストレスをためずに、バランスの取れた食事を摂って、程よい運動をして、規則正しい生活をすること。喫煙飲酒は避ける。」でした。
どこでもお題目のように言われている事ですね。
結局それば一番の予防なのかもしれませんが、実行するのは難しい...ていうか無理!!


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